大阪大学との産学連携で実現した、初のリアルタイム・バックグラウンド除去分光計測(OES)システムです。 めざましい進化を遂げているプラズマ分野に置いて、プロセス監視に大きな威力を発揮するリアルタイム分析は大変注目されています。 安価でシンプルなシステムで導入しやすいシステムです。
特徴
業界初!リアルタイムでプラズマの分子を分析
分光計測データから、リアルタイムで発光強度を分析、グラフ表示します。 全体の発光強度から、連続スペクトルによるバックグラウンドを分析し、 そこからターゲットとなる分子の輝線スペクトルの発光強度を割り出します。 また、2種類の分子の発光強度の比率をリアルタイム分析することにより、 プラズマCVD炉などの気相状態のコントロールに役立ちます。

監修:大阪大学 岡本博明教授/松田彰久特任教授

リアルタイムで連続スペクトルのバックグラウンドを除去
プラズマ発光には黒体放射、熱放射と言われる連続スペクトルによるバックグラウンドが含まれています。 バックグラウンドはソフトウェアによる自動解析が難しく、従来はプロセス後に人がバックグラウンドを判断していました。 これを自動化することで、リアルタイムのバックグラウンド除去を可能にしました。
従来のアルゴリズム 新開発のアルゴリズム
高機能グラフと再生機能が威力を発揮!
クレブ製品に共通する「高機能グラフ」がデータ確認に大きな威力を発揮します。 また、ターゲット分子のタイムライングラフと波長グラフが連動しますので、 変動があった時に何が起こっているのかを把握しやすくなっています。
リアルタイムだから幅広い分野に応用が可能!
リアルタイムで正確に分子の動向をモニタリングできますので、プロセス監視に役立ちます。 プラズマCVDによる成膜監視はもちろん、医療や食品分野での滅菌監視など、プラズマを利用したプロセス監視に最適です。 信号出力機能がありますので、安価で手軽なエンドポイントモニタとして自動制御にご利用いただけます。
導入例
・プラズマCVD
・スパッタリング
・エッチング
・医療のプラズマ滅菌
・食品の殺菌監視
 など
機能
グラフ その他機能
ベースライン分析 ピーク面積(※)
分子タイムライン 半値幅
波長別全体輝度 分子(元素)名表示
分子比率タイムライン CSVファイル保存
移動平均タイムライン 再生・コマ送り
拡大・縮小 装置連動制御(※)
ターゲット分子マーカ エンドポイントモニタ(※)
ガウシアン・フィッティング(※) プラズマパラメータ(※)
パラメータ計算式ユーザ設定(※)
※はオプションです。
システム構成
ソフトウェアと分光器及び周辺機器のセット販売も扱っております。 IO機器を付属すれば、信号出力も可能になります。お気軽にご相談ください。
<対応分光器>
・オーシャンオプティクス製
・B&W Tek製(コニカミノルタオプティクス)
※その他の分光器につきましてはご相談ください。
プローブ専用架台もご用意できます。
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